絶滅危惧種のユキヒョウ・スピカが死ぬ 熊本
(記者リポート)「飼育小屋にスピカの姿はありません。そして、こちらの献花台には多くの花が手向けられています。」

熊本市動植物園で、絶滅危惧種のユキヒョウ「スピカ」が死に、献花台が設けられました。「スピカ」は18歳のメスで、人間でいえば80代にあたり、20日、死んでいるのが確認されました。死因は腎不全でした。

2006年に来園し、熊本地震後には、避難先の県外の動物園で過ごした時期もありました。ユキヒョウは絶滅危惧種で、九州の動物園にユキヒョウはいなくなりました。

(飼育員 草野敬輔さん)「近くに行っても寄ってきたり、意外と穏やかな性格をしてましたよね。」

(獣医師 飯富順子さん)「立てなくなったり、ちょっと意識がなくなったり、最後の2日間くらいなんですけど、そういう状態がありました。」

展示施設を訪れ、設けられた献花台に花を手向ける人や、手を合わせる人が多く見られました。

(花を手向けに来た人)「スピカを見に来ていたのが一番大きかったので、寂しいですね。」

献花台は1週間ほど設置する予定です。


PETLIFE24事務局2023.08.29

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