ペットの飼い主が新型コロナ感染 療養は… 熊本市で自宅療養者死亡「飼い猫がいるから」入院断る
先週、熊本市で新型コロナウイルスに感染し自宅療養をしていた男性が亡くなった。勧められた入院を断った理由は「飼い猫がいるから」。自分とペットの命を守るため、私たちができることとは。

熊本市の竜之介動物病院では、飼い主が新型コロナに感染し世話ができなくなったペットの一時預かりをしている。これまでに30匹以上を受け入れてきた。

■徳田竜之介院長
「今までわんちゃんねこちゃん、ハムスター、ウサギ、4種類ぐらいは預かっています。ペットを飼っている一人暮らしの人かなと思ったらそうじゃなくて家族がいる人、親戚がいる人も預からない、預かりたがらないんですよ」

預けに来る人の事情は様々だ。

■熊本市健康福祉局 山?広信総括審議員
「今回の状況に至ったことを大変重く受け止めております」

8月、熊本市で一人暮らしをしていた50代の男性が自宅療養中に死亡した。男性は基礎疾患があり一時は入院を勧められていたが、「飼い猫がいるから」という理由で断っていた。

竜之介動物病院では新型コロナに感染した時のペット預かりに関する相談が第5波に入り急増。最近は1日に10件以上問い合わせがあるという。

■徳田竜之介院長
「飼い主の一番の悩みはペットがいるから入院できないという、今回の男性の方の例が多いと思いますよ」

病院では飼い主が新型コロナに感染してペットを預ける場合、防護服を来たスタッフが家に行って引き取る。

■永島由菜アナウンサー
「預かったあとは2?3日、隔離室で体調に変化がないか様子を見ます」

体調に異常がなければシャンプーをしたあと専用の部屋で過ごす。

■徳田竜之介院長
「飼い主さんが健康じゃないとペットは飼えないしペットも生きていけないんですよね。もし何かあったらお預かりするので気軽に電話して預けてほしいです」

PETLIFE24事務局2021.08.27

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