佐賀で豚熱で殺処分されたブタの血液流出か
佐賀県は8日夜、2例目の豚熱の感染が確認されおよそ1万頭の処分が完了した、佐賀県唐津市の養豚場について、周辺でブタの血液が流出したとみられると発表しました。

佐賀県によりますと、8日午後4時過ぎ、養豚場がある唐津市肥前町切木の区長から「埋却地の下に血のようなものが流れている」と唐津市に通報がありました。

佐賀県が確認したところ、殺処分したブタを地中に埋めた場所から数十メートル離れたのり面で、血液とみられる液体が染み出しているのが分かったということです。

近くの川にも流れ込んでいて、佐賀県は応急的な対応でオイルフェンスなどを設置しました。

佐賀県畜産課によりますと、ブタは出血しやすく、殺処分の際に肺など内臓が損傷し、口や鼻から血液が漏れた可能性などが考えられるということです。

流出しているのが豚熱に感染したブタの血液の場合、血をなめるなどした野生動物から感染拡大する可能性もあり、県は国や専門家に意見を聞くなどして対応を急いでいます。

九州朝日放送

PETLIFE24事務局2023.09.12

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